システムガイド

同時通訳システム

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    同時通訳システムレンタル

    同時通訳システムとは、通訳者ブースからの通訳言語を主に無線で参加者の手元のレシーバーに送信するものです。
    同時通訳システムは、通訳者ブース/通訳者操作盤(通訳者ユニット)/送信機/レシーバーから構成され、無線送信の方式から区別されるのが一般的です。(方式により、送信機/レシーバーは変わります。)

    • ●ガイド方式
      300MHz帯(ワイヤレスC帯)の電波を使用して、ワイヤレスマイクのように電波でレシーバーに送ります。 送信用のアンテナスタンドを、送信するチャンネル数(最大5ch)だけ設置するだけなので設置撤去が簡単です。 弊社では、様々な条件での設置・運営に実績があります。 この方式の問題点は、一般的なワイヤレスマイクの周波数帯なので近接の状況により混信の可能性と第三者も簡単に受信できるという点にあります。
    • ●赤外線方式
      通訳言語を電波ではなく、赤外線信号に変換して送信する方式です。 現在、国際会議場等で最も多く採用されているシステムです。 音質も良く、設置も比較的容易に行うことができます。 最大の特徴は、パテーション1枚で赤外線を遮断することができることです。 このことにより、会場外に信号がもれることは皆無です。 分科会等で多会場を使用する場合に、前出2方式では隣接会場では周波数を変更して設置しなければ混信を招きますが、本方式では混信は発生しません。 またこれはセキュリティーの面でも有効で、会場外には一切聞こえません。 重要な企業内セミナー等で、音響機器を使用せずに赤外線方式のみで公演を行うケースも多々あります。
    • ●誘導無線方式
      会場内床面に、約2m間隔で3mm程度のアンテナ線を設置します。 設置エリア内では、専用のレシーバーで受信が可能です。 レンタルの場合、アンテナの設置と撤去に時間がかかります。 しかし、実績のあるシステムなので信頼性は高くアンテナ線を設置したエリア内では確実に受信することができます。